米ベッセント財務長官「為替の過度な変動は望ましくない」— 日米通貨当局の連携姿勢を読む
米ベッセント財務長官が訪問先パリで日銀植田総裁と会談し、為替の過度な変動は望ましくないとの考えを改めて表明。日米通貨当局の連携シグナルが、商社・金融業界に示す意味を読む。
東条 隆
米ベッセント財務長官が訪問先パリで日銀植田総裁と会談し、為替の過度な変動は望ましくないとの考えを改めて表明。日米通貨当局の連携シグナルが、商社・金融業界に示す意味を読む。
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日本政府は、中国・韓国・台湾から不当に安く輸入される鋼材が国内企業に損害を与えている可能性があるとして、反ダンピング課税の調査を開始した。鉄鋼・商社・製造業に広く関わる通商措置。
アメリカの ベッセント財務長官 は、訪問先フランス・パリで日銀の植田総裁と会談 したことを明らかにし、「為替相場の過度な変動は望ましくない」 との考えを改めて示した(NHK、5月19日)。ドル円相場の急変動を市場が警戒 する中、日米通貨当局が連携する姿勢を打ち出した形だ。
通貨当局の「メッセージ」を読む基本:
面接で「グローバルビジネスのリスク」を聞かれたら、「為替変動と通貨当局の介入リスクを、商社はヘッジと事業ポートフォリオで分散する」 と答えると、業界知識を示せる。